【子連れセブ島】6泊7日のモデルコース。オスロブのジンベエザメ、ボホール島、マゼラン・クロス(小3・9歳)

2025年の冬休み、小3(9歳)の息子と家族3人で、フィリピンのセブ島へ行きました。12月22日に成田の近くで前泊して、23日に出発。現地で6泊して、29日に帰ってくる旅です。

きっかけは、息子のこの一言でした。

「いつか、本物のサメと一緒に泳いでみたい!」

以前、グレートバリアリーフでナポレオンフィッシュと泳いでから、息子はすっかり海が好きになっていました。野生のサメと安全に泳げる場所を調べて見つけたのが、セブ島の南のオスロブです。ここでは、高い確率で野生のジンベエザメに会えます。

間近で見られたジンベエザメ
間近で見られたジンベエザメ

ジンベエザメのほかにも、ボホール島で世界最小級のサル「ターシャ」と、丸い丘が1,000個以上並ぶ「チョコレートヒルズ」を見ること。セブ市内で、探検家マゼランが来たころの歴史をたどること。そして、ホテルのプールで思いきり遊ぶこと。海も、自然も、歴史もまとめて回れるのが、セブ島の良さです。日本から直行便で約5時間半、時差は1時間なので、移動で子どもが疲れにくいのも助かりました。

目次

6泊7日の日程

前泊を入れると7泊8日です。早起きの遠出は2回だけにして、そのあいだと最後は、ホテルのプールでのんびりする日にしました。

日にち場所やったこと
12月22日(月)成田学校が終わってから成田へ移動し、「ホテルマイステイズプレミア成田」に前泊
12月23日(火)成田 → セブ(マクタン島)セブパシフィック航空でマクタン国際空港へ。Grabでホテルの「Jパーク」へ移動し、さっそくプールへ
12月24日(水)オスロブ深夜2時に出発。朝いちばんにジンベエザメと泳ぎ、スミロン島、ツマログの滝へ
12月25日(木)マクタン島クリスマス。一日ホテルのプールでのんびり
12月26日(金)ボホール島船でボホール島へ。バクラヨン教会、動物とチョウの公園、ロボック川の船の上での昼食、ターシャ、チョコレートヒルズ
12月27日(土)セブ市内サン・ペドロ要塞、マゼラン・クロス、サント・ニーニョ教会。午後はホテルでプール
12月28日(日)マクタン島予備日。ジンベエザメに会えなかったときのために空けておいた日で、実際は丸一日プール
12月29日(月)セブ → 成田フィリピン航空で帰国。夕方には家に着きました

日程の考え方:遠出は2回だけ、あいだはプールの日に

子どもと行くセブ島で、いちばん考えたのが日程の組み方です。朝の早い遠出は、オスロブとボホール島の2回だけ。遠出の次の日は、ホテルのプールでのんびりする日にしました。

  • 遠出の日:24日のオスロブ(深夜2時に出発)、26日のボホール島
  • のんびりの日:25日(クリスマス)と28日(予備日)は、一日ホテルのプール
  • 半日の日:27日のセブ市内は午前中だけ。午後はホテルに戻ってプール

最後の28日は、ジンベエザメに会えなかったときのために空けておいた予備日です。24日に会えたので、実際は丸一日プールで遊びました。ボホール島の日は見どころが多く、最後は疲れてアクティビティをやめたほど。遠出の日を続けないことが、子連れのセブ島では大事だと感じました。

前泊と行きの飛行機

行きの飛行機は朝の便だったので、前の晩は成田の「ホテルマイステイズプレミア成田」に泊まりました。1階にコンビニがあり、空港への送迎もあって、ホテル自体は便利で不満はありませんでした。ただ、学校が終わってから移動して前泊するのは、思ったより時間を取られた印象です。

セブパシフィック航空は20分くらい遅れましたが、問題なく乗れました。座席に画面がない機内なので、息子は本を読んだり、iPadに前もってダウンロードしておいた動画を見たりして過ごしました。

マクタン国際空港では、タクシーがなかなか来そうにありませんでした。セブでは配車アプリのGrabが広く使われていて、アプリで車を呼んでホテルへ向かいました。我が家は以前使ったアプリがスマホに残っていましたが、出発前にダウンロードしておくのがおすすめです。

Jパーク:流れるプールとウォータースライダー

泊まったのは、マクタン島の「Jpark Island Resort & Waterpark(Jパーク)」です。敷地の中に6つのプールと大きなウォータースライダーのあるウォーターパークがあり、目の前の静かなビーチでは熱帯魚やサンゴを見られます。

息子のいちばんのお気に入りは、流れるプールでした。プールサイドのお店で、イルカの形をしたビニールの大きな乗り物を一つ買って、それに乗って流れていきます。最初はパシャパシャするだけでも楽しそうで、バスケットボールのシュートや、ビニールボールを投げて遊べる遊び場もありました。いろいろな国の子どもたちと友だちになり、知っている英単語やジェスチャーを交えて遊べるのは、子どもならではだと思います。

ウォータースライダーは、初日は「やらなくてもいいかなぁ〜」と言っていました。ところが、プールで見つけた日本人の同い年の男の子に誘われると、すっかり夢中に。夕方は、そればかり乗っていました。

ホテルの庭には大きなチェス盤もあり、遊ぶことができました。本当は有料らしいのですが、誰にも気づかれないまま、終わりの時間になっていました。

ホテルの中庭にある大きなチェス盤
ホテルの中庭の大きなチェス盤。息子はポーンによじ登っていました

夕食はビュッフェが中心です。レストランがいくつかあり、フィリピン料理のお店は人気でした。中華料理のお店は空いていたので、時間どおりに食べたいときにはおすすめです。夜は、プールサイドでファイヤーダンスも見られました。

ジンベエザメの次の日はちょうどクリスマス。ホテルの近くにサンタさんが来る、と聞いて探しに行きましたが、見つかりませんでした。その日も、最後の予備日も、一日中プールで遊んでいました。

オスロブ:深夜2時に出発して、ジンベエザメと泳ぐ

オスロブまでは、ホテルから車で片道約4時間。深夜2時に出発して、朝6時ごろにジンベエザメと泳ぎました。息子は「本当に来るんだろうか?」と半信半疑でしたが、実際にやってくると、思ったより大きくてびっくり。ジンベエザメのヒレが当たって、本人は「触ってきたからセーフ」と言っていました。そのあとはスミロン島で磯遊びをして、ツマログの滝ではドクターフィッシュに足をパクパクしてもらいました。

当日の流れ(先着順の受付、舟の様子、海に入る前のルール)や料金、子連れで気をつけたいことは、こちらの記事にくわしく書いています。

ボホール島:ターシャとチョコレートヒルズ

ボホール島へは、セブから船で渡って日帰りしました。古いバクラヨン教会、モモンガを頭に乗せたりヘビを首に巻いたりできる公園、ロボック川のランチクルーズとアティ族の村、ターシャ、チョコレートヒルズと、島の見どころを1日でひと通り回れます。ただ、回る場所が多く、詰め詰めの1日でした。最後は疲れて、アクティビティはやらずに、チョコレートヒルズのカフェでアイスクリームを食べてひと休みしました。

1日の流れや料金、ターシャのこと、チョコレートヒルズがどうやってできたのかは、こちらの記事にくわしく書いています。

セブ市内:マゼランとラプラプ、2つの物語

セブ市内では、スペインの時代の遺跡を回りました。まずは、大砲の跡が残るサン・ペドロ要塞。ちょうど前の広場で、子どものストライダー(ペダルのない自転車)のレースをやっていて、要塞の上から1レース見学しました。

マゼラン・クロス。フィリピンでのキリスト教の始まりを伝える場所です
マゼラン・クロス。フィリピンでのキリスト教の始まりを伝える場所です

1521年、世界一周の途中でセブ島に来た探検家マゼランは、フィリピンにキリスト教を伝えた人として語られます。一方で、マクタン島では、外からの支配に抵抗した地元のリーダー「ラプラプ」に敗れて、命を落としました。セブ市内の「マゼラン・クロス」と、マクタン島の「ラプラプ像」は、どちらも今のフィリピンで大切にされています。歴史は立場によって見え方がちがう、という話をするきっかけになります。

マゼラン・クロスのとなりにある、サント・ニーニョ教会にも行きました。ところが、息子が半ズボンだったので中に入れません。近くにはお土産屋さんがたくさんありますが、長ズボンは売っていませんでした。近くのショッピングモールのユニクロで長ズボンを買い、モールのタイカレーのお店でお昼を食べてから、もう一度教会へ。今度はちゃんと中に入れました。

午後はホテルに戻って、プールで少し遊びました。ホテルの向かいのスーパーでは、お土産にマンゴーチョコレートなどを買いました。名物のレチョン(豚の丸焼き)は、結局ホテルのビュッフェで食べただけでした。

帰りの空港のお土産屋さんでは、BARAKO(バラコ)コーヒーを見つけました。このエリアにしかない種類だそうです。バラコは、世界でもあまり栈培されていない「リベリカ種」のコーヒーで、フィリピンのルソン島南部(バタンガス州など)が産地として知られています。

空港のお土産屋さんのBARAKOコーヒー
空港のお土産屋さんで見つけたBARAKOコーヒー

手配と準備

フライト:行きはLCC、帰りはフルサービス

行きは、成田発のセブパシフィック航空(5J5063)。朝8時55分発と早いので、前の晩は成田のホテルに前泊して、子どもの寝る時間を確保しました。帰りは、帰国後の疲れを考えて、フルサービスのフィリピン航空(PR434)にしました。

ホテル:一日中ホテルの中で遊べるJパーク

ホテルは、マクタン島のJパークです。プールとウォーターパークで一日中遊べて、レストランもホテルの中にいくつもあるので、遠出しない日は外に出なくても過ごせました。目の前のビーチでは熱帯魚やサンゴも見られます。

飛行機とホテルは、公式サイトで直接予約

飛行機とホテルは、セブパシフィック航空やJパークの公式サイトから、直接予約しました。セブ島専門の予約サイトもいくつか見ましたが、ホテル代や航空券代が、公式サイトより1〜2割ほど高い印象でした。英語の予約画面に抵抗がなければ、公式サイトで直接予約するのがいちばん安く済みます。

気になることは、出発前にホテルへ英語のメールや電話で確認しておきました。たとえば、ベッドの大きさ(親子3人で寝られるか)や、食事のバウチャーの使い方です。このくらいのやりとりが英語でできれば、直接予約でも困ることはほとんどありませんでした。

一方で、専門サイトには、日本語で相談できたり、飛行機とホテルとツアーをまとめて手配できたりする良さもあります。英語でのやりとりに不安がある場合や、はじめての海外旅行なら、少し高くてもそちらを選ぶのも一つの方法です。

父の英語のやり直しと、旅先で親が子どもの通訳になる話(ボホール島のガイドさんとのやりとりや、Jパークのプールでいろいろな国の子と遊んだ話)は、こちらのコラムに書いています。

ジンベエザメとボホール島は「セブイク」で予約

旅はすべて個人で手配しました。オスロブのジンベエザメとボホール島の日帰りツアーは、それぞれ「セブイク」というサイトで別々に予約しています。オスロブのツアーは、運転手兼ガイドさんが1日同行してくれる専用車で、行き帰りは車の中で子どもを横にして寝かせられました。支払いは、出発前にPayPalの請求書で行いました。

ツアー大人子どもそのほか
ジンベイザメプラン(スミロン島とツマログの滝つき)6,700ペソ×2人2,500ペソ×1人長距離の送迎費 1,000ペソ
ボホール島の日帰り7,500ペソ×2人3,800ペソ×1人送迎 1,500ペソ

この金額に、システム利用料8%が上乗せされました。家族3人で、2つのツアー代の合計は約14万円(システム利用料8%込み)です。円の金額は、請求のときの換算(1ペソ=約2.7円)によるものです。

同じようなツアーは、VELTRAでも日本語で予約できます:ジンベエザメと泳ぐツアーの一覧/ボホール島ツアーの一覧

VELTRA(ベルトラ)

旅のしおりを作って、行く前に読む

セブ島の旅では、息子のために29ページの「旅のしおり」を作りました。「なぜオスロブにジンベエザメが集まるのか」や「マゼランって何をした人?」も入れて、行く前に読んでいきました。パワーポイントとChatGPTでの作り方や、印刷のコツは、こちらにまとめています。

行く前に知っておきたいこと

  • 配車アプリGrabは、出発前にダウンロード:マクタン国際空港では、タクシーがなかなか来ませんでした。Grabで車を呼ぶとスムーズです。
  • チップの目安:1日同行してくれた運転手兼ガイドさんには、300〜500ペソくらいを渡しました。
  • オスロブは深夜出発:朝いちばんにジンベエザメと泳ぐため、ホテルを深夜2時に出ました。朝4時ごろの朝ごはんは、子どもが食べないこともあります。車の中で寝られるように準備しておくと安心です。
  • ボホール島への船は寒い:船は狭く、冷房がとても効いています。上着を持っていきましょう。
  • サント・ニーニョ教会は半ズボンでは入れない:近くのお土産屋さんでは長ズボンが見つからず、ショッピングモールのユニクロで買いました。長ズボンで行くのがおすすめです。
  • 予約サイトの料金に注意:我が家が使ったサイトでは、表示された料金に、システム利用料8%が上乗せされました。
  • 予定を詰め込みすぎない:ボホール島ではアクティビティをやめて、カフェでひと休みしました。遠出の次の日はプールの日にして、最後に予備日も1日入れておきました。

セブ島の旅を終えて

「いつか、本物のサメと一緒に泳いでみたい!」という息子の願いは、セブ島でかないました。ジンベエザメ、ターシャ、チョコレートヒルズ、マゼラン・クロス、そしてJパークのウォータースライダーまで、1週間で回れました。移動が短く、時差も1時間なので、共働きで忙しい我が家には、ちょうどいい冬休みの行き先でした。

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この記事を書いた人

小学生の息子と、国内外を旅している父です。テーマは「本物を見て、世界を知る」。図鑑で見た動物や、教科書に出てくる場所を、親子で実際に見に行っています。ケニアやガラパゴスのような遠い場所から、高知の鍾乳洞や足尾銅山のような国内の場所まで、見たもの・感じたことを記録しています。いつか息子が読み返す旅の記録として、そしてこれから旅する親子の参考になるように、料金や予約の方法も一緒に残しています。

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