NASAのジョンソン宇宙センターのビジターセンター「スペースセンター・ヒューストン」には、これまで2回行きました。1回目は2025年9月、出張のあいだに職場の仲間と2人で。2回目は2026年8月、小4(10歳)の息子とガラパゴス諸島へ向かう途中、乗り継ぎのヒューストンで立ち寄りました。
この記事では、2回行ってわかったチケットの買い方、行き方、トラムツアーのコツ、そして子連れと大人だけでの楽しみ方のちがいをまとめます。
スペースセンター・ヒューストンの基本情報
| 場所 | ヒューストン中心部から南東に約40km。車で30〜40分 |
| 営業時間 | 10時〜18時ごろ(日によって変わります) |
| 入場料 | 大人(12歳以上)29.95ドル、子ども(4〜11歳)24.95ドル、3歳以下は無料 |
| 所要時間 | 4〜6時間が目安 |
| トラムツアー | 宇宙飛行士の訓練施設やロケットパークへ行くトラムは入場料に含まれる(当日の先着順)。歴史的な管制室のツアーは別料金 |
| 駐車場 | 1台10ドル |
入場料は2026年8月時点の公式サイトのオンライン価格です。値段は日によって変わり、窓口で買うと高くなります。行く前に公式サイトで確認してください。
チケットは事前に買っておくのがおすすめ
息子と行ったときは、当日に窓口でチケットを買いました。2〜3組待ちくらいで、すぐに買えて、すぐに入れました。
ただ、スペースセンター・ヒューストンのチケットは日によって値段が変わるしくみで、窓口で買うとオンラインより高くなります。行く日が決まっているなら、事前に買っておくのがおすすめです。
日本語で予約したいときは、VELTRAでスペースセンター・ヒューストンの入場券を買えます。入場券だけの商品なので、行き方は自分で手配します。
行き方はUberがおすすめ
スペースセンター・ヒューストンは、ヒューストンの中心部から南東に約40km離れています。電車やバスで行くのは不便なので、Uberを使うのがおすすめです。
息子と行ったときは、朝9時前にヒューストンの空港に着き、ダウンタウンのホテル(Marriott Marquis Houston)に荷物を置いてから、そのままUberで向かいました。帰りもUberで、15時ごろにはホテルに戻りました。
平日の閉館時間は、まわりの道路が帰りのラッシュと重なって混みやすいそうです。夕方に予定がある日は、早めに出ると安心です。
訓練施設へのトラムは、朝いちばんに乗車券を
スペースセンター・ヒューストンでいちばんの楽しみは、トラム(屋根のついた小さな列車のような車)に乗って、となりにあるNASAジョンソン宇宙センターの中を回るツアーです。
宇宙飛行士の訓練施設へ行くトラムは入場料に含まれていますが、当日、館内のゲストサービスで先着順に乗車券をもらうしくみです。2回行って、乗れた回と乗れなかった回がありました。
1回目(出張):訓練施設に入れた
2025年9月に出張で行ったときは、訓練施設へのトラムに乗れました。行き先は「ビルディング9」と呼ばれる宇宙機モックアップ施設です。宇宙飛行士が訓練に使う、実物大の宇宙船の模型がずらりと並んでいます。国際宇宙ステーションの実験棟「デスティニー」や、ロシアのソユーズ宇宙船の訓練用の模型もありました。
この日は人が少なめで、写真も撮りやすかった記憶があります。




2回目(息子と):着いたときには満席
息子と行ったときは、着いたときにはもう訓練施設へのトラムは満席でした。代わりに、NASAのキャンパスをトラムで回るツアーに乗りました。「この建物では素材の研究をしています」「ここで宇宙飛行士が訓練しています」といった解説を聞きながら、広い敷地を回ります。解説は全部英語です。
訓練施設を見たいなら、着いたらまずゲストサービスへ行って、乗車券をもらっておくのがおすすめです。
トラムは外を20分くらい走る
トラムにはドアがなく、外を20分くらい走ります。風が入って開放感があり、とても気持ちいいです。広いキャンパスには鹿も歩いていて、2回とも見かけました。

ロケットパーク:本物のロケットが並ぶ屋外の展示場
ロケットパークには、月へ向かったサターンVロケットが横たわっています。その先っぽにあるのが、宇宙飛行士が乗るアポロの司令船です。円すいの形をした小さな部分で、それを見た息子は「アポロチョコってだからこの形なのか」と言っていました。
アメリカで初めて人を宇宙へ運んだマーキュリー計画のロケットや、スペースXのファルコン9ロケットの1段目も展示されています。このファルコン9は、実際に2回宇宙へ飛んで戻ってきた本物の機体です。


館内の見どころ
本物の月の石にさわれる「Touch the Moon」
アポロ17号が持ち帰った、38億年前の月の石にさわれます。一般の人がさわれる月の石は、世界に8つしかないそうです。すり減らないように厚めのコーティングがしてあるので、正確には「石のまわりのコーティングをさわっている」のだとか。それでも、月から来たものに手を置くのは特別な体験でした。


塗り絵のロケットが画面の中で飛ぶ「Mission: Sketch」
ロケットの塗り絵をしてスキャンすると、自分が塗ったロケットが画面の中で飛んでいきます。息子も夢中で色を塗っていました。置いてあるのはアメリカのクレヨン「Crayola(クレヨラ)」。日本のクレヨンより色の種類は少なめですが、手が汚れにくいのにはびっくりしました。


スペースシャトルとスカイラブの中に入れる
入口の前には、スペースシャトルの実物大レプリカ「インディペンデンス」があり、コックピットの部分も見られます。館内には、アメリカ初の宇宙ステーション「スカイラブ」の訓練用モジュールもあり、中に入って天井を見上げることができます。


お昼は館内のレストランで
お昼は館内のレストランで、プルドポークのBBQプレートを頼みました。量がかなり多く、息子は半分以上残しました。子連れなら2人で1つでもよかったくらいです。

子連れと大人だけ、2回行ってわかったちがい
| 1回目(大人だけ) | 2回目(子連れ) | |
|---|---|---|
| 時期 | 2025年9月(出張) | 2026年8月(ガラパゴスへの乗り継ぎ) |
| チケット | — | 当日窓口。2〜3組待ちですぐ買えた |
| 訓練施設へのトラム | 乗れた | 満席で乗れず、キャンパスのトラムに |
| 楽しみ方 | 英語の展示や専門的な解説をじっくり | 月の石、塗り絵、トラム、ロケットパーク |
大人だけで行くと、専門的な解説も入ってきて、英語の展示をじっくり読みながら回れます。
子連れだと、そうはいきません。たとえばアルテミス計画(ふたたび人を月へ送る計画)の目的や意義の展示は、高校生くらいでないとかみくだけない内容でした。専門的すぎるところは、あえて息子に通訳しなかった場面もあります。英語がわからない息子とは、映像のシアターも見ませんでした。
その代わり、月の石にさわる、塗り絵のロケットを飛ばす、トラムで鹿を見つける、本物のロケットの大きさにおどろく、といった「見て、さわって、わかる」ものは、10歳の息子も十分に楽しめました。
持ち物と注意点
- 持ち物検査:入口で簡単な検査があります。水は持ち込めました。
- トラムは屋外を走る:ドアがないので、夏は日差し、雨の日は雨に備えておくと安心です。
- 解説は英語:子どもと行くなら、親が通訳する場面が多くなります。
- 帰りの渋滞:平日の閉館時間は、まわりの道路が混みやすいそうです。
チケットの予約と、あわせて読みたい記事
チケットは日によって値段が変わるので、行く日が決まったら事前に買っておくのがおすすめです。日本語で予約するなら、VELTRAのスペースセンター・ヒューストンの入場券が使えます。
息子と過ごしたヒューストンの2日間(自然科学博物館、テキサスBBQ、ホテルのテキサス形のプール)は、こちらの記事に書いています。

ヒューストンから向かったガラパゴスまでの12日間の全体は、こちらにまとめています。

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