【子連れキュランダ】行きはキュランダ鉄道、帰りはスカイレールの1日。コアラ、カンガルーの餌やり、蝶の保護区(小2・8歳)

2024年8月12日、小2(8歳)の息子と家族3人で、ケアンズから熱帯雨林の町キュランダへ日帰りで行きました。行きは130年以上前に造られた観光鉄道、帰りは熱帯雨林の上を進むロープウェイ「スカイレール」です。この記事では、キュランダでの1日の流れと、コアラ・ガーデンズ、カンガルーの餌やり、蝶の保護区など、子連れで回った場所を書きます。

先にお伝えしておくと、私たちが行った2024年は、コアラ・ガーデンズでコアラを抱っこできました。でも、2026年11月に調べたところ、今は抱っこではなく、飼育員さんが抱いたコアラをなでて、一緒に写真を撮る形になっているようです。くわしくは、後のコアラの段落で書きます。

目次

1日の流れ

時間やったこと
7:20ホテルにツアーのお迎え
8:30駅に到着
8:50ごろキュランダ観光鉄道で出発
10:30キュランダの町へ。まずコアラ・ガーデンズでコアラとの写真を予約
昼蝶の保護区、鳥の園(Birdworld)、カンガルーの餌やり、マーケットなど
14:00ごろコアラ抱っこ
15:45スカイレールで山を下り始める
17:30ごろスカイレールのふもとの駅に到着

行き:キュランダ観光鉄道

息子はこの鉄道に乗るのをとても楽しみにしていて、朝からワクワクしていました。8時半には駅に着き、8時50分ごろにやってきた列車に乗りこみました。キュランダに着いたのは10時半です。

キュランダ観光鉄道は、1886年から1891年にかけて造られた鉄道です。ケアンズからキュランダまでの約37kmで、海の近くから標高328mまで山を登っていきます。途中には、手で掘られた15のトンネルと、37の橋があります。車窓からは、熱帯雨林や滝が見えます。

キュランダの鉄道駅
キュランダの鉄道駅。とてものどかな景色が広がっています

キュランダの町で

着いたら、まずコアラの予約

キュランダに着いたら、お土産屋さんに寄る前に、まずコアラ・ガーデンズへ行って、コアラと写真を撮る時間を予約しました。人気があるので、早めに枠を取っておくと安心です。1回の撮影で一緒に入れるのは2人までだったので、我が家は「息子だけ」「父と息子」「母と息子」の3枚分を予約しました。

町の中には、世界の都市までの距離が書かれた標識もありました。

キュランダの町の、世界の都市までの距離を示す標識
世界の各都市までの距離が書かれた標識

蝶の保護区と、鳥の園

コアラの時間までのあいだに、蝶の保護区(Australian Butterfly Sanctuary)や鳥の園(Birdworld Kuranda)を回りました。どちらも建物の中を歩きながら、熱帯の蝶や鳥をすぐ近くで見られます。

カンガルーに餌をあげる

コアラ・ガーデンズの中では、カンガルーに餌をあげられました。手のひらに餌をのせて差し出すと、カンガルーが顔を近づけて食べてくれます。

カンガルーに餌をあげる息子
カンガルーに餌をあげる息子

コアラ・ガーデンズ:不思議なにおいと、小さなコアラ

14時ごろ、いよいよコアラの時間です。コアラ・ガーデンズでは、木の上にたくさんのコアラがいて、のんびり過ごしていました。

キュランダ・コアラ・ガーデンズの木の上のコアラ
木の上に、たくさんのコアラがのんびりしていました

2024年当時は、コアラを抱っこするのに身長の決まりがありました。抱っこの前には、飼育員さんから「木になったつもりで」と言われます。息子は言われたとおり、じっと動かないようにしていました。ところが、飼育員さんは息子を見て「あなたは、この子にとっては細い木みたいね」。そう言って、小ぶりのちびコアラを連れてきてくれました。抱っこしたコアラは、ユーカリの葉っぱのような、不思議なにおいがしたのが印象に残っています。

コアラ抱っこの身長制限
2024年当時の、コアラ抱っこの身長制限
腕を横に伸ばして木になりきる息子と、やってくるコアラ
腕をピンと伸ばして「木」になる息子。コアラはちょっと不安そう

今は「抱っこ」ではなく「なでる」形に

2026年11月に調べたところ、キュランダ・コアラ・ガーデンズでは、今はお客さんがコアラを抱っこする体験はなくなっているようです。飼育員さんがコアラを抱き、そのとなりでコアラをなでて、一緒に写真を撮る形になっています。動物保護団体のWorld Animal Protectionが2025年に出した報告でも、コアラ抱っこをやめた施設の一つとして名前が挙がっていました。ブリスベンのローンパイン・コアラ・サンクチュアリなど、ほかの施設でも同じ流れが進んでいます。

理由として挙げられているのは、コアラへの負担です。コアラは夜に動く動物で、昼間は休んでいる時間です。人に抱かれると心拍数やストレスホルモンが上がるという研究があり、香水などのにおいも、鼻の敏感なコアラには負担になるといわれています。ローンパインは2024年7月に抱っこをやめたとき、「抱っこではなく、コアラを近くで見たい」というお客さんの声が多かったことも理由に挙げていました。

「抱っこできる」と思って行くとがっかりするかもしれないので、行く前に公式サイトで、今の体験の内容と料金を確認してください。

鉄道のおみやげは、早めに買っておく

キュランダから帰る鉄道の最終は、15時30分でした(2024年8月当時)。そのため、町のお土産屋さんは15時ごろから少しずつ閉まり始めます。スカイレールは16時ごろまで動いていますが、町のお店はそれより先に閉まります。

我が家は、先着順のコアラの予約を優先して、鉄道のグッズは後回しにして町へ出かけました。ところが、帰りに駅へ戻ると、15時30分の列車が発車した瞬間に、駅のショップが閉店。ドアは開いていて店員さんもいたのですが、「私の勤務時間は終わったから」と、スカイレールが描かれたマグネットなどのグッズは売ってもらえませんでした。息子はとても残念がっていました。

鉄道のグッズは、町のお店では見かけませんでした。鉄道のおみやげがほしい人は、行きに出発する駅で先に買っておくか、コアラなどの体験を早めに切り上げて、駅に戻ってくるのがよさそうです。

また、15時半を過ぎると、町の雰囲気が急に変わり、少し物騒に感じました。お店が閉まる時間に合わせて、早めに動くと安心です。

帰り:スカイレールで熱帯雨林の上を

15時45分、スカイレールで山を下り始め、ふもとの駅に着いたのは17時半ごろでした。行きの鉄道と帰りのスカイレールで、乗り物がちがうので、それぞれ別の楽しみ方ができます。帰りは、熱帯雨林の上からの景色をながめながら、熱帯雨林の様子も学べたのが良かったと思います。

スカイレールは、1995年にできた、長さ7.5kmのロープウェイです。途中に「レッドピーク」と「バロンフォールズ」の2つの駅があり、降りて熱帯雨林の中の遊歩道を歩いたり、バロン滝を見たりできます。工事のときは、森をできるだけこわさないように、ヘリコプターで資材を運んで、32本の塔を小さな空き地に建てたそうです。

このあたりの熱帯雨林は「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」として、世界遺産に登録されています。1億年以上前から続くといわれる、世界でもとても古い熱帯雨林です。恐竜がいたころから続く植物も残っています。

バロン滝の展望台からの景色
バロン滝の展望台から

予約と手配

我が家は、ケアンズに着いてから、町で見つけた旅行代理店(Happy Tours)で手配しました。参加したのは、Down Under Toursという会社のツアーで、朝7時20分にホテルへお迎え、8時50分の鉄道でキュランダへ、帰りは15時45分のスカイレール、という内容でした。「行きは鉄道、帰りはスカイレールで」と、対面で相談しながら決められたのは安心でした。

ただ、あとで調べてみると、現地で買うより、事前にネットで予約したほうが安いことが多いようです。それに、鉄道は満席で乗れないこともあります。我が家はケアンズに着いてからでも席が取れましたが、本当にラッキーだったのかもしれません。キュランダに行くと決めたら、日本で事前に予約しておくのがおすすめです。

行きと帰りを鉄道とスカイレールに分けるのが定番の回り方です。日本から予約していく場合は、鉄道とスカイレールのセットのチケットや、日本語ガイドつきのツアーもあります。たとえばVELTRAには、行き帰りを鉄道とスカイレールで回るツアーがあります:世界遺産キュランダ(鉄道&スカイレール)のツアー(VELTRA)

子連れで行く前に知っておきたいこと

  • 鉄道とスカイレールは事前に予約:現地で買うより、事前にネットで予約するほうが安いことが多いようです。鉄道は満席になることもあります。
  • 着いたら、まずコアラの予約:人気の体験なので、町に着いたら最初に時間を押さえておくと、そのあと安心して回れます。
  • コアラは「なでる」形:今は抱っこではなく、なでて写真を撮る形のようです。行く前に公式サイトで確認しましょう。
  • 1日たっぷりかかる:朝7時20分にホテルを出てから、スカイレールのふもとの駅に戻るまで、10時間以上かかりました。キュランダの日は、ほかの予定を入れないのがおすすめです。
  • 行きは鉄道、帰りはスカイレール:乗り物がちがうので、1日で2つの楽しみ方ができます。
  • お店は15時ごろから閉まり始める:鉄道のグッズは町では見かけなかったので、行きの駅で買っておくのがおすすめです。

前の日に行ったグリーン島とグレートバリアリーフの記事と、オーストラリアの旅全体のまとめは、こちらです。

オーストラリアの旅全体は、こちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

小学生の息子と、国内外を旅している父です。テーマは「本物を見て、世界を知る」。図鑑で見た動物や、教科書に出てくる場所を、親子で実際に見に行っています。ケニアやガラパゴスのような遠い場所から、高知の鍾乳洞や足尾銅山のような国内の場所まで、見たもの・感じたことを記録しています。いつか息子が読み返す旅の記録として、そしてこれから旅する親子の参考になるように、料金や予約の方法も一緒に残しています。

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