【子連れグレートバリアリーフ】グリーン島とポンツーンの1日ツアー体験記。ナポレオンフィッシュとシュノーケル、ワニ園(小2・8歳)

2024年8月11日、小2(8歳)の息子と家族3人で、ケアンズからグレートバリアリーフへのツアーに参加しました。前半はサンゴのかけらでできた小さな島「グリーン島」、後半は沖のサンゴ礁に浮かぶ「ポンツーン」です。この記事では、1日の流れと、ポンツーンでのシュノーケル、手が届きそうな距離まで来たナポレオンフィッシュのことを書きます。

目次

世界遺産のグレートバリアリーフとは

グレートバリアリーフは、オーストラリアの北東の海に、約2,300kmにわたって続く世界最大のサンゴ礁です。本州の長さ(約1,500km)よりもずっと長く、たくさんのサンゴ礁と島が集まっていて、1,500種をこえる魚がくらしているといわれます。

1981年には、ユネスコの世界自然遺産に登録されました。景色の美しさ、地球の歴史を伝える地形、生き物どうしのつながり、生き物の種類の多さという、自然遺産の4つの基準すべてを満たしている、数少ない場所の一つです。次の日に行ったキュランダの熱帯雨林も「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」として世界遺産に登録されていて、ケアンズからは、海と森の2つの世界遺産を続けて訪ねられます。

ケアンズは、このグレートバリアリーフへの玄関口の町です。港からは、毎朝たくさんの船がサンゴ礁や島へ向かって出ていきます。

1日の流れ

時間やったこと
8:00ケアンズの港に集合
8:30船で出発
9:30ごろグリーン島に到着。自由行動(ワニ園、浜遊び)
11:30ごろ船に戻って、沖のポンツーンへ
12:30ごろポンツーンに到着。シュノーケル、お昼ごはん、水中展望室
15:30ポンツーンを出て、ケアンズへ
17:30ケアンズの港で解散

泊まっていたホテル(Shangri-La The Marina, Cairns)は船の乗り場のすぐとなりだったので、朝8時の集合でも、子どもの寝る時間をぎりぎりまで確保できました。

船は揺れる。息子は「ぴよ将棋」で平気、妻は船酔い

この日は、あいにくの強い風と小雨で、船はかなり揺れました。息子は将棋アプリの「ぴよ将棋」に夢中で、揺れはまったく気にならなかったようです。一方で、妻は船酔いで大変でした。外洋に出るツアーなので、酔いやすい人は、酔い止めを飲んでおくのがおすすめです。

グリーン島:サンゴのかけらでできた島と、ワニ園

9時半ごろ、グリーン島に着きました。グリーン島は、サンゴのかけらや砂が波で積もってできた「サンゴ礁の島」です。島全体が国立公園になっていて、まわりの海もサンゴ礁に囲まれています。

グリーン島の入り口
グリーン島の入り口。あいにくの天気で、強風と小雨でした

島では自由行動です。我が家は、ワニ園を見て、浜で遊びました。ワニ園では、エサの肉をめがけて、ワニが水の中から真上にジャンプするところを見られます。すごい迫力です。

このワニ園「マリンランド・メラネシア」には、飼育されているワニとして世界一大きいとギネス記録に認められた「カシアス」がいました。体長は5.48m、推定110歳以上で、1987年からこの島でくらしていました。カシアスは、私たちが行った約3か月後、2024年11月に亡くなっています。

ポンツーン:手が届きそうなナポレオンフィッシュ

11時半ごろに船に戻り、12時半ごろ、沖のサンゴ礁に浮かぶポンツーンに着きました。ポンツーンは、海の上に浮かぶ大きな台です。ここを拠点に、泳いだり、お昼を食べたりして過ごします。

雨で寒くても、水に顔をつけた瞬間に夢中

8月のオーストラリアは冬です。この日は雨で少し寒かったのですが、ウェットスーツに着替えてシュノーケルをしました。厚めのウェットスーツは、ポンツーンで借りられます。

息子は、水中メガネを水につけた瞬間から興味津々。寒さも忘れて、ずーっと海の中をながめていました。いちばん興奮したのは、ナポレオンフィッシュです。手を伸ばせば届きそうな距離まで来てくれて、大興奮でした。

グレートバリアリーフで一緒に泳いだナポレオンフィッシュ
手が届きそうな距離まで来てくれた、ナポレオンフィッシュ

ナポレオンフィッシュ(日本の名前はメガネモチノウオ)は、大きいものでは2mほどにもなる、サンゴ礁にすむベラの仲間です。おでこがこぶのように盛り上がった顔が、ナポレオンの帽子に似ていることから、この名前がついたといわれます。人なつこく、ダイバーやシュノーケルをする人のすぐ近くまで寄ってくることで知られています。数が減っていて、絶滅が心配されている魚でもあります。

グレートバリアリーフでシュノーケルをする親子
シュノーケルをする親子。ポンツーンのカメラマンさんに撮ってもらいました

泳がなくても、水中展望室で魚が見られる

ポンツーンには、水の中をガラス越しにながめられる、半地下の展望室もありました。泳がなくても、サンゴ礁を泳ぐ魚たちを間近で見られます。船酔いで休んでいたい人や、まだ泳ぐのがこわい小さな子どもでも楽しめます。

ガラス越しに見た水中の魚
ガラス越しに、水の中の魚の様子が見えます

予約

参加したのは、Great Adventures社の「世界遺産グリーン島&アウターリーフクルーズ」です。定員があるので、日本を出る前にVELTRAで予約しました。日本語を話せるスタッフが乗っているので、子連れでも安心でした。半潜水艇やシュノーケルがついていて、ダイビングつきのプランもあります。

我が家が予約したツアーは、こちらです:世界遺産グリーン島&アウターリーフクルーズ by Great Adventures(VELTRA)

ポンツーンでは、海の底を歩くシーウォーカーや体験ダイビングもできます。ただ、12歳以上という条件があったので、当時8歳の息子はできませんでした。小学生の子と行く場合は、シュノーケルと水中展望室が中心になると思っておくといいです。キュランダの鉄道とスカイレールは現地の旅行代理店で手配しましたが、グレートバリアリーフは事前に予約しておくと安心です。

子連れで行く前に知っておきたいこと

  • 船は揺れる:外洋に出るので、天気が悪いとかなり揺れます。酔いやすい人は、酔い止めを飲んでおきましょう。子どもは、ゲームや本に集中していると平気なこともあります。
  • 冬の海でも泳げる:8月は冬ですが、ウェットスーツを着れば子どもでも泳げました。上がったあとに体をふくものと、上着があると安心です。
  • 泳げなくても楽しめる:ポンツーンには水中展望室があり、グリーン島ではワニ園や浜遊びもできます。
  • 12歳未満はできないアクティビティもある:シーウォーカーや体験ダイビングは、12歳以上が条件でした。予約するときに、子どもの年齢でできることを確認しておきましょう。
  • 船の乗り場の近くに泊まる:朝8時集合なので、乗り場の近くのホテルだと朝がとても楽です。

海で役立った持ち物(ラッシュガード、水中カメラなど)は、こちらの記事にまとめています。

次の日に行ったキュランダの記事と、オーストラリアの旅全体のまとめは、こちらです。

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この記事を書いた人

小学生の息子と、国内外を旅している父です。テーマは「本物を見て、世界を知る」。図鑑で見た動物や、教科書に出てくる場所を、親子で実際に見に行っています。ケニアやガラパゴスのような遠い場所から、高知の鍾乳洞や足尾銅山のような国内の場所まで、見たもの・感じたことを記録しています。いつか息子が読み返す旅の記録として、そしてこれから旅する親子の参考になるように、料金や予約の方法も一緒に残しています。

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