2024年の夏休み、小2(8歳)の息子と家族3人で、オーストラリアを7泊8日で旅しました。前半の4泊はシドニーです。日本の8月は真夏ですが、南半球のシドニーは冬。ダウンジャケットを着て、港の街を歩きました。
この記事では、シドニーで過ごした4日間を、1日ずつ写真で振り返ります。旅の全体(日程、ホテル、ケアンズでの過ごし方)は、こちらのまとめ記事に書いています。

シドニー4日間の日程
| 日にち | やったこと |
|---|---|
| 8月6日(火) | 夜にシドニーに到着。港までお散歩 |
| 8月7日(水) | ハーバーブリッジの展望台 → 王立植物園 → 州立図書館 → セント・メアリー大聖堂 → ハイド・パーク → モール |
| 8月8日(木) | フェリーでタロンガ動物園へ |
| 8月9日(金) | ホエールウォッチング → パディーズ・マーケット → ダーリング・ハーバー |
1日目(8/6):夜の港で、オペラハウスとご対面
ホテルに着いて荷物を置いたときには、外はもう真っ暗。それでも少しだけ散歩に出ました。泊まったのは、港の目の前にあるSydney Harbour Marriott Hotel at Circular Quay。港まで歩いてすぐで、目の前には憧れのオペラハウスがありました。

港の反対側には、ライトアップされたハーバーブリッジ。港沿いには、1800年代に建てられたレンガの倉庫「キャンベルズ・ストアーズ(Campbell’s Stores)」が並んでいて、今はレストランになっています。


横断歩道を渡るときに押すボタンは、日本のものよりゴツい印象。押すと「ぼぼぼぼー」と音が鳴ります。この音は、目の不自由な人が、ボタンの場所や渡ってよいタイミングを知るためのものです。

2日目(8/7):ハーバーブリッジから大聖堂まで、1日歩く
2日目は、シドニーの街を歩いて回りました。
朝の街歩き:赤いポストと、日本にいない鳥
朝の散歩で見つけたポストは赤色。色は日本と同じです。街の中には日本にはいない鳥がたくさんいて、息子はiPhoneで写真を撮っていました。
トイレのマークにも違いがありました。「Male Ambulant Toilet」と書かれたトイレは、杖や歩行器を使っている人や、高齢の人などを優先するトイレです。



ハーバーブリッジの塔に登る「パイロン・ルックアウト」
ハーバーブリッジは、1932年に開通した、シドニーの港にかかる大きなアーチ橋です。橋の端に立つ石の塔の1つが、展望台「パイロン・ルックアウト(Pylon Lookout)」になっていて、私たちはここに登りました。
展望台までは階段で約200段、海面から87mの高さです。途中の階には、橋の歴史や建設のようすを紹介する展示もあります。橋のアーチの上まで登る「ブリッジクライム」というツアーもありますが、我が家は塔の展望台にしました。

展望台からは、港の向こうにオペラハウスが見えます。オペラハウスは中には入らず、外から見ただけでした。オペラハウスは1973年に完成し、2007年に世界遺産になっています。


フェリー乗り場には、ガチャガチャもありました。

王立植物園:日本とちがう木と鳥
次に向かったのは、オペラハウスのとなりに広がる王立植物園(Royal Botanic Garden Sydney)。1816年にできた、歴史のある植物園です。とても美しく、散歩していて気持ちのいい場所でした。背の高い熱帯風の木も、池の水鳥も、日本で見るものとはちがいます。園内には、日本庭園のコーナーもありました。
ゴミ箱は、日本とちがって鮮やかな色。ゴミ箱を鳥があさるのは世界共通ですが、この鳥はくちばしの先がとても長いのが特徴です。おそらく、オーストラリアの街でよく見かけるオーストラリアクロトキ。ゴミ箱をあさる姿から、現地では「ビン・チキン(ゴミ箱のニワトリ)」というあだ名で呼ばれています。





州立図書館:5分だけでも寄りたい穴場
ニューサウスウェールズ州立図書館(State Library of New South Wales)にも立ち寄りました。建物の前の像の写真を撮ってから、中へ。建築としてとても美しい場所です。観光の穴場ですが、5分だけでも立ち寄るのがおすすめです。


セント・メアリー大聖堂:はじめて入った教会
セント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)は、シドニーのカトリックの大聖堂です。息子にとっては、人生で初めて入る教会。その荘厳な建築に驚いていました。このあと息子は、セブ島やエクアドルのキトでも教会を訪ねることになります。


ハイド・パークのチェスを1局観戦
大聖堂のとなりのハイド・パークには、公園のチェス盤でチェスをしている人たちがいました。ハリー・ポッターで見たところだったので、息子は興味津々。1局まるごと観戦しました。

最後はモールへ。シドニーのぬいぐるみ屋さんでは、「オーストラリアでもポケモンは人気なんだね!」と、息子は子どもながらにポケモンの人気ぶりを感じていました。

帰るころには、すっかり夜。街の中には、トラム(路面電車)の駅もありました。

3日目(8/8):フェリーでタロンガ動物園へ
3日目は、港からフェリーに乗ってタロンガ動物園へ。タロンガ動物園は、シドニー湾をはさんで街の向かい側にある動物園です。フェリーからは、港の景色を眺められます。

チケットの予約や行き方、コアラの有料体験、アシカのショーなど、タロンガ動物園のくわしい情報は、こちらの記事にまとめています。

エミュー:息子の大好きな鳥
オーストラリアの国の紋章にも描かれているエミューは、息子も大好きな鳥。広々とした場所で暮らしていました。エミューはダチョウの次に大きな鳥で、飛ぶことはできません。
2枚目は、息子が撮った写真です。子どもにiPhoneを渡すと、とんでもないズームで撮ることが多いです(苦笑)。


ハリモグラとタスマニアンデビル
息子がここで見かけて好きになったのが、ハリモグラ。帰りに、お土産のぬいぐるみを買いました。ハリモグラは、カモノハシと同じ「単孔類」というなかまで、哺乳類なのに卵を産むめずらしい動物です。
タスマニアンデビルも、見えるところまで出てきてくれました。野生ではタスマニア島にしかいない動物で、顔にできる腫瘍の病気が広がって数が減り、絶滅が心配されています。


コアラは、木のすぐ近くまで行ける(有料)
タロンガ動物園では、有料で、コアラが暮らしている木のすぐ近くまで行けます。ただ、コアラは背を向けて寝ていて、間近で眺めることしかできませんでした。ほかにも、活動的なコアラや、ユーカリの葉のあいだで寝ているコアラの寝顔を見られました。



コアラの抱っこは、このあとケアンズのキュランダで体験しました(2024年当時の話で、今は抱っこではなく、なでる形に変わっています)。

オーストラリアの動物だけでなく、プレーリードッグもいました。プレーリードッグは、北アメリカの草原にすむリスのなかまです。


園内のお昼ごはん:1人AUD15〜25
園内の食事処は、注文するのではなく、できているものを取っていくスタイル。日本の学生食堂に近い感覚です。1人1食でAUD15〜25くらいかかり、けっこう高めです。羊とローズマリーのパイを1つ食べました。
ドリンクも冷蔵庫から取ります。オーストラリアでは、くり返し使えるボトルを1つ持って、公共の水飲み場で補充していく文化なので、新しいボトルは高額です。




午後には、空に飛行機雲で「LOVE」の文字が。素敵な思い出になりました。

4日目(8/9):ホエールウォッチングと、ダーリング・ハーバー
冬のシドニーは、クジラの季節
4日目の朝は、ホエールウォッチングのツアーへ。Tripadvisorで、Whale Tales(ホエール・テイルズ)という会社のツアーを予約しておきました。シドニーの沖は、毎年5月から11月ごろ、ザトウクジラが南極の海と、子育てをする北の暖かい海とのあいだを行き来する通り道になっています。
船は高速で、あっという間に沖へ。オペラハウスがどんどん小さくなっていきます。港から海へ出るところでは、崖の地層がはっきり見えました。シドニーの海岸の崖は、2億年以上前にできた砂岩の地層です。


船の上では、ガイドさんが英語でずっと解説してくれます。「9時の方向に、いま1頭出ました!」とリアルタイムで実況が入り、お客さん全員でそちらを見てクジラを探します(船の正面を12時として、時計の文字盤で方向を伝えるやり方です)。クジラは、ヒレや尾びれがちょっとだけ水面から出るのを眺める形なので、写真はなかなか撮れません。それでも2時間くらいで、4〜5頭は見られたと思います。確かに野生のクジラがそこにいるんだ、と感じられたのがよかったです。


パディーズ・マーケットと中華街
お昼は、パディーズ・マーケットの中で中華料理を食べました。市場ではドリアンも売っていて、販売はキロ単位です。



中華街も歩きました。中国の人は人数が多く、世界のいろいろな街で自分たちの文化を作っていることを、横浜の中華街を引き合いに出して息子と話しました。街の消防署にいた消防車は、日本とは見た目がちがいますが、色は同じ赤と白です。


ダーリング・ハーバーの遊具で、現地の子と遊ぶ
最後はダーリング・ハーバーへ。遊具は日本よりもスケールが大きく、息子は現地の子どもたちと思いっきり遊びました。

冬のシドニーを子連れで歩いて、役立ったこと
- 防寒着:8月のシドニーは冬。ダウンジャケットを着ました。このあとのケアンズは25℃をこえる常夏なので、両方の服を用意します。
- くり返し使えるボトル:飲み物は買うと高めです。公共の水飲み場で補充できます。
- ホテルは港の近くに:サーキュラー・キーのホテルからは、オペラハウスにも、ハーバーブリッジにも、タロンガ動物園へのフェリー乗り場にも歩いて行けました。
- パイロン・ルックアウトは階段で約200段:歩きやすい靴で行きましょう。
- ホエールウォッチングは事前に予約:定員があるツアーなので、我が家は事前にTripadvisorで予約しました。VELTRAでも、シドニーのホエールウォッチングを予約できます(5月中旬〜11月中旬の季節限定)。
翌日の8月10日は、飛行機でケアンズへ移動しました。ケアンズでのグレートバリアリーフとキュランダの1日は、こちらの記事に書いています。


コメント